南怡島の紅葉はいつが見頃?ピークの時期、電車、始発の船まで
南怡島(ナミソム)の紅葉は、例年10月末から11月上旬にかけて見頃を迎えます。韓国観光公社と国立樹木園が発表した今年の紅葉マップでは、江原道エリアのイチョウのピークが10月27日ごろ、カエデが10月28日ごろと予想され、ソウル首都圏はその数日後です。ソウルからはITX-青春または京春線で加平(カピョン)駅へ行き、約1.5km先の船着き場から船かジップラインで島に渡ります。大人の入場料は往復の船代込みで19,000ウォン。11月22日までは始発の船が朝7時30分に出るので、平日の始発便に乗るのがイチョウ並木とメタセコイア並木をいちばん静かに楽しむ方法です。
南怡島の紅葉のピークはいつ?
南怡島は、ソウルから東へ約1時間、北漢江に浮かぶ木々に覆われた小さな島です。住所は江原道春川(チュンチョン)市ですが、島へは川の向こう岸、京畿道加平の船着き場から渡ります。そのため、韓国の紅葉予報では二つの地域のちょうど境目に位置します。
韓国観光公社が国立樹木園と共同で発表した今年の紅葉マップでは、どちらの地域も10月下旬がピークです。春川にある江原道の道立樹木園を基準にした江原道エリアでは、イチョウが10月27日ごろ、カエデが10月28日ごろ。ソウル首都圏ではカエデが10月29日ごろ、イチョウが10月31日ごろと予想されています。この予報は、数百人の市民ボランティアが木を一本ずつ観察したデータをもとにしています。
二つを合わせて読むと、島はちょうど今が見頃かその直前で、色づきは例年11月の最初の1〜2週間ほど続きます。景色は短い間にどんどん変わります。イチョウはライム色から鮮やかな黄金色へ。カエデはオレンジから深い赤へ。予報の対象外のメタセコイアも、同じ時期にシナモンのような赤茶色に変わります。風や雨が降ると葉は一気に落ちるので、冷え込んで晴れた週を狙いましょう。
11月も後半の日程なら、もっと南へ目を向けてください。内蔵山(ネジャンサン)の紅葉日帰り旅では、11月上旬にピークを迎えるカエデの谷を紹介しています。ソウル市内なら、ソウルの紅葉ガイドで、少し長く色づきが楽しめる古宮や公園をまとめています。
予報はあくまで目安です。南怡島は公式サイトやSNSで季節の様子を発信しているので、出かける週に確認しましょう。
イチョウ並木とメタセコイア並木、歩くならこの時間
島は端から端まで歩いて回れる広さで、秋の見どころは島の中ほどに集まっています。南怡島の日帰り旅ガイドをすでに読んだ方には、こちらはその秋版です。立ち寄る場所を絞り、紅葉に合わせて時間を組みました。
松坡(ソンパ)イチョウ並木道。島の秋を象徴する場所で、ちょっといい話もあります。2006年から毎年秋、ソウルの松坡区が街路樹から落ちたイチョウの葉を集めて南怡島に送っています。その葉が島の中ほどにある約100mの短い並木道に敷き詰められるので、頭上の木が葉を落としたあとも、足元は黄金色のまま。島でいちばん写真を撮られる道なので、早めに行きましょう。
メタセコイア並木道。まっすぐに高く伸びたメタセコイアが島内のいくつもの道に並んでいます。多くの人が最初に向かうメインの並木道もそのひとつです。秋になると羽のような葉が温かみのある赤茶色に変わり、午後遅くには光が横から差し込みます。メインの並木道を歩いたら、その奥にある静かな並木道も探してみてください。
白樺林とイチョウの池の庭園。白樺に赤いカエデと松が混じる一角は、青空の下で島いちばんの写真が撮れる場所です。近くには小さな池の上にイチョウが枝を伸ばす庭園があり、風のない朝は水面に木々が映ります。
歩く時間帯。紅葉シーズンの悩みは混雑だけ。それもほとんどは時間の選び方で解決できます。
- 始発の船に乗る。今年は9月18日から11月22日までの秋シーズンに臨時便が出て、始発の船は毎日朝7時30分です。朝8時前に買う早朝便のチケットは割引になります。最初の1時間は、並木道をほぼ独り占めできます。
- 平日に行く。紅葉のピークの週末は団体バスが押し寄せ、船着き場に長い列ができます。火曜から木曜に訪れると、まるで別の島のようです。
- 週末の昼前後は避ける。朝10時ごろから午後2時ごろまでは、船の列もメインの並木道も最も混み合います。その前に着くか、午後遅めに行きましょう。
- あるいは遅くまで残る。秋シーズンの金・土・日曜と祝日は、島へ向かう最終便が夜9時30分。4月から11月は18時31分以降に買うチケットが安くなります。暗くなると紅葉は見えませんが、道は静かです。
早く回りたいなら、自転車は30分5,000ウォンから借りられ、船着き場から島の中央までは片道4,000ウォンの小さな列車も走っています。それでも秋の並木道は歩くのがいちばんです。
行き方:電車、シャトルバス、船、ジップライン
どのルートでも行き着く先は同じ、加平にある南怡島の船着き場です。ここでチケットを買って乗船します。島の入場券には往復の船代が含まれています。
電車で行く。朝早く出発するならこれがいちばんです。
- ITX-青春:龍山(ヨンサン)駅から約60分、清凉里(チョンニャンニ)駅からは約42分で加平駅に着きます。全席指定なので、コレール(Korail)のアプリで予約しましょう。週末の帰りの便は特に早めに。
- 京春線:通勤電車で、上鳳(サンボン)駅から加平まで約50分。交通カードで乗れるので予約は不要ですが、秋の週末は立ちっぱなしになることもあります。
加平駅から船着き場までは約1.5km。タクシーか路線バス10-4番で約5分、歩くと約20分です。帰りは島を出る前にKakao Tアプリでタクシーを呼んでおきましょう。夕方は船着き場のタクシー乗り場に長い列ができることがあります。
加平の観光循環バスで行く。加平郡が運行する観光循環バスが、加平駅と南怡島、そして次の章で紹介する観光地を結んでいます。路線や時刻表は季節によって変わるので、予定を組む前に加平郡の観光案内で最新の運行情報を確認してください。
ソウルからシャトルバスで行く。ソウル中心部から船着き場まで、直行のシャトルバスが毎日運行しています。弘大入口(ホンデイック)駅4番出口を9:00、明洞近くの南山禮場バス駐車場を9:40、東大門歴史文化公園駅9番出口を9:50に出発し、南怡島に11:30に到着します。帰りは島を16:30に出て、弘大には18:50ごろに着きます。乗り換えがなく楽ですが、到着がちょうど昼前の混雑時間にあたるのが難点です。予約は南怡島の公式サイトに載っている運行会社からどうぞ。
船か、ジップラインか。船は朝9時から夕方6時まで10〜20分おきに出ていて、所要時間は約5分です。早く渡りたいなら、行きはモーターボート、帰りは船のチケットが29,000ウォン。モーターボートは2人以上集まると出発します。あるいは空から入島する方法も。船着き場の駐車場そばに立つ高いタワーから、川を越えて島までジップラインが張られています。今年、利用者が100万人を超えました。運営会社もチケットも営業時間も別なので、出かける前に運行時間と料金を確認しましょう。
車で行く。船着き場の駐車場は小型車で最大12時間6,000ウォン、支払いはカードのみです。ピークの週末は加平へ向かう道路が渋滞するので、その意味でも電車がおすすめです。
島にはドラマとの縁もあります。2002年のドラマ『冬のソナタ』のロケ地となり、それがきっかけでアジア中に知られるようになりました。
一日で回るなら:プチフランス、朝の静寂樹木園、レールバイク
島の観光は3〜4時間。朝早く出れば、午後にもう一か所、加平の見どころに寄れます。3つ全部ではなく、1つに絞りましょう。それぞれ離れていて、晩秋は夕方5時半ごろには暗くなり始めます。
朝の静寂樹木園(アチムゴヨ樹木園)。上面(サンミョン)の山あいにある私設の樹木園で、紅葉旅との組み合わせなら一番のおすすめです。秋は池と東屋を囲むカエデ、ピンクミューリー、毎年恒例の菊の展示が加わります。菊の展示は今年11月15日まで。毎日朝8時30分から夜7時まで開いていて、入場は夕方6時まで。大人の入場料は11,000ウォンで、予約は不要です。冬に再訪するなら、光の祭典が例年12月上旬に始まり3月中旬まで続きます。
プチフランスとイタリア村。川を見下ろす丘に並ぶ二つのテーマ村です。プチフランスは『星の王子さま』がテーマで、パステルカラーの家々と、珍しいオルゴールのコレクションがあります。隣のイタリア村も同じ趣向で、テーマはピノキオ。どちらも最近リニューアルしました。営業はおおむね朝9時から夕方6時ごろまでですが、季節やイベントで変わるので事前に確認してください。
加平レールバイク。体を動かしたいなら、加平の町から旧・京江(キョンガン)駅までを往復する8kmのレールバイクを。北漢江の上を高くまたぐ古い鉄橋を渡り、秋に色づくケヤキのトンネルを抜けていきます。電動アシスト付きなので、ペダルは軽めです。出発は10:00、11:30、13:30、15:00、16:30、18:00。最終便は線路沿いにライトが灯る夜の「星明かり」コースです。2人乗りは36,000ウォン、4人乗りは48,000ウォン。週末は運営会社のサイトで事前予約を。
うまくいく一日のプラン:
- 6:00ごろ ソウルからITX-青春か京春線の早い便に乗る(出発時刻はコレールのアプリで確認)
- 7:30〜11:00 始発の船で島へ。松坡イチョウ並木道、メタセコイア並木道、白樺林
- 11:30 本土側、加平の町で昼食
- 13:30か15:00 レールバイク、または午後は朝の静寂樹木園へ
- 夕方 電車でソウルへ戻る
食事代を除いた1人あたりの目安は、船代込みの島の入場料19,000ウォンに、樹木園なら11,000ウォン、レールバイクなら2人乗り36,000ウォンの半額。これに電車代と短いタクシー代が加わります。料金は変わることがあるので、出発前に各公式サイトで確認してください。
Solのノート
ピークの日に合わせて予定を立てないこと。みんながそうするので、予報どおりの週末こそ船の列がいちばん長くなります。狙い目はその翌週。イチョウが散り始めて足元の道が黄色に染まり、メタセコイアはまだ赤茶色のまま、人の波は次の山へ移っています。
どの日を選んでも、始発の船は電車の切符のように予定に入れておきましょう。7時30分の便に乗れるかどうかで、並木道を撮るのか、並木道にいる人を撮るのかが決まります。