クレヨンしんちゃん、ソウルに登場:聖水の「時空大冒険」体験展とグッズショップ
ソウルにはクレヨンしんちゃんの体験展があります。「遊ぼう!時空大冒険」は聖水駅4番出口から徒歩約5分の「ステージ・ビミル聖水(Stage Bemill Seongsu)」で、2027年1月24日まで開催中です。営業は毎日11時〜20時、チケットは13歳以上23,000ウォン、12歳以下20,000ウォンで、制作会社ドットミル(Dotmill)の自社予約プラットフォーム「bemill」で販売されています。出口にはグッズショップと作品にちなんだフード&ドリンクのカウンターがあります。
「時空大冒険」とはどんな展示?
「遊ぼう!時空大冒険」は、クレヨンしんちゃんのインタラクティブ体験展です。韓国での開催は今回が初めてで、2026年10月17日にステージ・ビミル聖水で開幕し、2027年1月24日まで開かれます。原案は香港のINCUBASE Studioによるもので、昨年香港でスタートし、ソウルは5都市目の開催地です。韓国版は韓国のイマーシブメディア企業ドットミルが共同で企画・制作し、原作の出版社である双葉社とADKの公式承認を受けています。
行く前に知っておくと便利なのが、韓国でのしんちゃんの呼び名です。韓国では「チャング(Jjanggu)」と呼ばれ、作品名は『짱구는 못말려(チャングは止められない)』。シロは「フィンドゥンイ(Huindungi)」です。韓国のポスターや地図アプリ、ニュースはこの名前を使っているので、検索するときは「짱구」と入力してみてください。
展示はミッション形式のストーリーで進みます。スタートはしんちゃん一家のリビングを再現した部屋。短いオープニング映像で、一家が時空の裂け目に吸い込まれてしまいます。あなたの役目は、しんちゃんとシロと一緒に、散り散りになったご近所さんたちを探し出すこと。QRコードを読み取ってモバイルウェブアプリを開き、会場のあちこちにあるコードをスキャンして、助け出したキャラクターを集めていきます。ゲームはすべてスマホで進むので、充電とモバイルデータを忘れずに。
リビングの先には、それぞれ別の劇場版をもとにした6つのゾーンが続きます。「Seoul Special Effects」では、ネオンに彩られたソウルの街並みを背に巨大なしんちゃんが2体立っていて、そのおしりを叩いてモンスターを追い払います。「Future City」はAIの顔分析で、あなたに似た大人版のキャラクターを見つけてくれます。ほかにも忍者の村、かすかべ防衛隊と踊るジャングルのダンスゲーム、宇宙船で星を集めるミッション、そして「Dream World」があります。Dream Worldでは、ネネちゃんのうさぎのぬいぐるみ(韓国版ではユリ)の巨大版をパンチすると、うさぎの過去の場面がランダムで流れます。途中にはジャンプ台やボールを転がすゲームもあります。
最後のエリアはゆったりしています。時空トンネルを抜けると、高さ6メートルを超えるプロジェクションウォールに作品35年分の名場面が映し出されます。その先には実物大の街並みとふたば幼稚園のセット、ぬり絵コーナー。最後の部屋は小さなミュージアムで、単行本、キャラクター相関図、作品が放送された国の地図、歴代の劇場版ポスター、22体のミニしんちゃんフィギュアが並びます。
チケット・営業時間・所要時間
料金 チケットは13歳以上が23,000ウォン、12歳以下が20,000ウォンです。早割は9月下旬と10月上旬に実施され、すでに終了しているので、通常料金と考えておきましょう。
購入方法 チケットはドットミルの自社予約プラットフォーム「bemill」でのみ販売されています。空き枠、現地販売の有無、料金の変更はbemillで確認しましょう。展示の公式Instagramアカウント(@shinchan_spacetime_kr)では、最新の予約リンクやお知らせが投稿されています。この記事の公開時点では、bemillで海外発行のカードや海外の電話番号が使えるかどうかは公表されていませんでした。ヤノルジャの英語アプリ「NOL World」にもイベントは掲載されていますが、そこでチケットを買えるかどうかは書かれていません。海外から予約する場合は、まず公式アカウントを確認し、訪問の数日前には予約ページを試して、支払いの問題を解決する時間を残しておきましょう。
営業時間 毎日11時から20時まで営業しています。イベント情報サイトでは最終入場は19時とされています。祝日や12月の休暇シーズンに行く場合は、出かける前に公式アカウントで変更がないか確認してください。
所要時間 公式の所要時間は発表されていません。テーマごとの部屋を決まった順に回るルートなので、ゆっくり一周して1時間から1時間半ほどを見ておくとよいでしょう。アプリのキャラクターを全部集めたい人、ゲームを何度も遊びたい人、ショップでじっくり選びたい人は、さらに時間を取ってください。聖水は週末の午後になるとどのポップアップも混み合うので、平日の11時の開場直後がいちばん落ち着いて回れる時間帯です。
家族向けの展示ですが、大人のファンもしっかり意識して作られています。主催者はプレス向け内覧会で、韓国では子どもより大人のほうがしんちゃん好きなことも多いと話していました。カップルや友だち同士でも気兼ねなく楽しめます。
聖水駅からの行き方
会場はソウル市城東区練武場5ギル9-29(9-29 Yeonmujang 5-gil)のステージ・ビミル聖水で、聖水洞2街側にあります。いちばん簡単なのは地下鉄2号線(緑の路線)で聖水駅まで行くルート。4番出口を出て徒歩約5分、カフェやポップアップが並ぶ練武場キル(Yeonmujang-gil)から一本入った路地にあります。
最後の数ブロックはGoogleマップではなく、NAVER MapかKakaoMapを使いましょう。ソウルの徒歩ルートは韓国のアプリのほうがずっと正確です。「스테이지 비밀 성수」(ステージ・ビミル聖水)で検索するか、道路名住所を貼り付けてください。聖水の路地はポップアップが毎週のように入れ替わるので、看板を探すよりピンを頼りにするほうが確実です。
弘大(ホンデ)や新村(シンチョン)からは2号線で乗り換えなしで聖水まで行け、約30分です。明洞からは4号線で2駅の東大門歴史文化公園まで行き、2号線に乗り換えます。
ソウルの森から来る場合は歩いて行けます。水仁・盆唐線のソウルの森駅は同じエリアの西の端にあるので、午前中は公園、午後は体験展という組み合わせも無理なく回れます。
グッズショップ、フードカウンター、聖水散策
ルートの最後にはグッズショップとフード&ドリンクのスペースがあります。オープン時のラインナップは、キーホルダー、パスポートケース、ランダムフィギュア、食器、トートバッグなど。なかでもパスポートケースや小さなブラインドボックスのフィギュアは、機内持ち込みの荷物にも収まりやすいアイテムです。フードカウンターのメニューは作品をイメージしたもので、オープン週にはしんちゃんとシロの形をしたまんじゅうも販売されていました。お目当てのアイテムがあるなら、出かける前に公式アカウントで再入荷や購入制限を確認しておきましょう。
ソウルに常設の公式しんちゃんショップがあるかというと、調べた限りではありません。通年営業の専門店は見つかりませんでした。韓国でのしんちゃんグッズは、主に期間限定のポップアップやブランドとのコラボで登場します。会期中は、この体験展のショップが、公式しんちゃんグッズをまとめて扱っていることを確認できたソウルで唯一の場所です。
せっかくなら周辺で半日過ごしましょう。聖水はソウルでいちばんポップアップが盛んなエリアです。聖水洞散策ガイドでは、駅からブランドのポップアップを巡り、オリーブヤングN聖水まで歩くルートを紹介しています。甘いものなら、ハンジョンソンのフルーツもち(チャプサルトック)の行列が始まったのもこの街です。しんちゃん以外のキャラクターグッズも探しているなら、龍山のちいかわショップも地下鉄ですぐです。
Solのノート
ゲームのほうが楽しかったからといって、ミュージアムの部屋を飛ばさないでください。22体のミニフィギュアと劇場版ポスターの壁にこそ、作品の35年がいちばんよく表れています。館内でいちばん静かな部屋でもあるので、ショップの列に並ぶ前に、アプリのキャラクター集めを仕上げるのにもちょうどいい場所です。
Seoul Special Effectsでは、ちょっとした発見を探してみてください。セットの中に聖水洞の道路標識があります。本物はほんの数ブロック先です。